【技術 指導者育成】2023年度JFA公認D級コーチ養成講習会を明海大学で行いました。

3月2日・9日、連携協定パートナ-である明海大学の講義室とサブグランドにおいて、2023年度(公財)日本サッカー協会公認D級コーチ指導者養成講習会を実施いたしました。

D級コーチは6段階ある指導者資格のうち、U12/小学生の指導者を対象とするものです。

今回は、浦安市と市川市のジュニアサッカークラブの指導者、20代から60代まで、39名の方が受講しました。

浦安市サッカー協会では、子どもたちが発育発達段階や、個々の特性に合わせてサッカーを楽しむには、指導者の育成が重要と考え、継続的に千葉県サッカー協会と連携して、キッズリーダー(導入年代対象)、D級コーチ、C級コーチ(’大人までのアマチュア全般の指導者対象)養成講習会を、明海大学の協力のもと、毎年開催しております、

講習会二日目の3月9日は、明海大学のサブグラウンドでの実技から。

テーマはテクニック、サッカーを楽しむのに必要なドリブル、パス、トラップなどを、子どもたちにどう教えるか、どうやってできることを引き出すか、実体験していきます。

続いてシュート。

立ち位置、ボールを蹴る足の場所、軸足、体の向き、距離、視野など、シュートを蹴るときに意識することを実感して、子どもたちにどう伝えるかを考えます。

ゲームの前にチーム分けをするため、参加者が自分の年齢は言わず、好きなものや知っている歌、アニメなどを聞きながら、年齢順に並んでいきます。

若干のずれはありましたが、26歳から63歳まで、きれいな列ができました。

まとめのゲームは4チームに分かれて、背中合わせのゴールでゲームをします。

ゴールキーパーは一人で両方のゴールを守ります。

フィールドプレーヤーは、どちらのゴールにシュートしてもよく、最後にボールに触れた人のチームの得点になります。

実際のサッカーではこのような場面はありませんが、サッカーの重要な要素である攻守の連続、ハードワークといった要素は入っており、かつ自由な発想でいろいろなプレーを試すことができます。

クールダウンを兼ねて簡単に振り返り。

寒風が吹きすさぶなか2時間近くの実技、お疲れさまでした。

グランドから講義室に移動して、実技の振り返り、コーチング、メディカルについて学びます。

メディカルでは、外傷が発生したときの応急措置(RICE)、脳震盪や心臓震盪など生命にかかわる事態の対応について学びました。

講義を終えて、39名みなさん無事、D級コーチとして認定されました。

これからそれぞれのクラブで、学んだことを実践していきます。

会場提供とインストラクターを務めていただいた明海大学様、千葉県サッカー協会様、参加された受講生のみなさん、お疲れ様でした、ありがとうございました。

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